食育カルタの総仕上げ−その1
2009年2月6日、4年生家庭科とのコラボ。
食育カルタの総仕上げ、となりました。
今日は、「その1」。
4年生には、1校時で、すべての処理を行うことは難しいようです。
そのため、今日は「その1」として、次回の完成をめざします。
残念なことに、4年生のひとクラスが、学級閉鎖。ふたクラスの情報科なコラボ。
当初の予定は、食育カルタを印刷して、大カルタ取り大会。子どもたちの様子を見ながら、予定変更。4年生の発達段階では、絵札と読み札を、関連づけて作成するという作業が、なかなか難しいようです。キッドピクスの魅力に取り憑かれてしまったのか?はたまた、国語的な発達段階に課題があるのか?
いろいろな課題があるますが、印刷よりも、デジタルカルタ作成に予定変更です。
デジタルカルタ作成。その本当の意味での仕上げは、こちらで行います。子どもたちの読み上げた読み札を、絵札と並べて、iMovieで編集して、「デジタルカルタ作成」を行います。その素材を作るまでが、子どもたちの活動。
もう少し時間をかけることができれば、子どもたち自身で、という活動になるでしょう。または、学年の枠を取り払って、4年生が作った絵札と読み札を、6年生がiMovieで編集なんてこともできそうなのですが・・・。時間枠の関係で、無理はできません。
まずは、読み札の録音。自分が作った読み札を、ひとりひとりに読み上げてもらいます。コンピュータ室を周りながら、それを録音。録音は、iPodにICレコーダー。AVIで録音されるので、音質もなかなかのもの。
読み札のあとに、課題になったひらがな一文字を付け加えて、読み上げてもらいました。それを40人分録音していきます。録音したら、聞きたいと思うのが人情。それを子どもたちに聞かせていたら、時間はなくなる一方ですが、興味関心を引き出すには、聞かせるしかありません。
音声は、iPodを利用して作成。映像は、PowerPointのスライドを、「画像保存」することで、iMovieに取り込むことができるようになります。もしこれが、Keynoteなら、一気にここまでいけてしまうのですが・・・。これは次年度の課題と言うことで、今年度は、PowerPointでいくことにしました。
問題は、キッドピクスの画像。これをPowerPointに取り込むためには、Exportする必要があります。形式はJPEG。キッドピクスのもともとの拡張子はKPX。PowerPointでは、KPXが読み込めませんので、JPGに拡張子を変更しました。
文字を入力したスライドとは、別のスライドに、キッドピクスの絵を挿入します。新しいスライドを挿入して、その上に、絵を挿入。この時にも、どこに保存したかを強く意識させながら進めなければなりません。子どもたちは、ディレクトリ構造がなかなか理解できません。その理解には、繰り返し繰り返し、辛抱強く、ファイルサーバ上のファイルを見付けさせなければならないのです。
PowerPoint上で、書き出す絵札は完成です。問題は、読み札。入力した文字を、読む札に換えるには、文字の大きさを変えなければなりません。
最初の一文字を目立つように大きく。それに基づく言葉を、始めのひらがなに準拠して大きさを決めなければなりません。一クラス単位の一斉授業になると、ここが大問題。大人ならば、フォントの大きさを変更する、で済んでしまうのでしょうが・・・。
一斉授業に適さない内容も、やらなければなりません。担当のひらがなが終わってしまった子どもたちは、「る」から「ん」を割り振って、40人のうちの数人が、2つの課題に取り組んだことになります。その2つを作った子どもたちと、1つの課題に取り組んだ子どもたちを、しっかりと切り分けないと、混乱が生じてしまいます。実際に、あるクラスでは、混乱が生じてしまいましたが・・・。
2つの課題に取り組んだ子どもへの対応を強調しすぎたために、大多数の1つの課題に取り組んだ子どもたちが傍観者になってしまいました。2つの課題に取り組んだ子どもたちは、新しいスライドを、もう一枚、挿入しただけ。それとは逆の立場の子どもたちが、どこまでが待てばいいかを完全に見失ってしまいました。子どもたちは、完全に傍観者に。こちらは動かない子どもに、唖然。一度、傍観者に回してしまった子どもたちを、再び、参加者に引き戻す難しさを実感しました。
4年生の発達段階では、これが非常に難しいようです。明確な区切りを設けることなく、流れのなかで話を理解すると言うことが、まだまだ身につかないのでしょう。情報を聞き分ける、という点で、一度、傍観者に分かってしまうと難しいのかもしれません。明確な区分をしたつもりでも、それは「つもり」に過ぎないでしょう。話を流れで処理できない以上、もっと工夫が必要ということを学ぶことができました。
今日の授業は、ここまで。いくつかのソフトを使い分けながら活動する、ということも4年生ではなかなか身につかないようです。こちらの思いよりも、子どもたちの発達段階にあわせることが重要です。もっと具体的に、もっと区切りを明確に、もっと詳細にが必要なのかもしれません。
情報を取捨選択する、ということも情報科な日々の課題。その課題は、電子メディアに対する態度だけでなく、もっとも原始的なメディアとしての会話にもあると言うことを再確認できる授業でした。

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