第11回教育シンポジウムin東京に参加しました。

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今日は、学校はお休み。その代わり、ということでもありませんが、第11回教育シンポジウムin東京に参加しました。

東京大学の佐藤学さんの講演と、国立教育政策研究所の工藤文三さんの研究報告、秋田県教育委員会の田仲誠祐さんの実践報告のあとに、パネルディスカッション。12時45分から17時まで、豊かな学びを得ることができました。

シンポジウムのテーマは、「これからの時代の『子どもの学び』を考える−行政の取り組みと学校の実践課題」。

講演と研究報告、それに実践報告を経て、三者によるパネルディスカッション。実に興味深いシンポジウムでした。

個人的な関心から言えば、佐藤学さんの「これからの時代の子どもの学び−学力調査が示唆するもの−」という講演が、最も興味深いものでした。新しい学習指導要領で削減される総合的な学習。情報科な日々は、制度上は、この削減対象の総合的な学習として展開されているのです。

情報科な日々の展開は、これからの時代にふさわしい学びとしてあるのか?

そういう観点で、このシンポジウムに参加して、佐藤さんのお話、そして、田仲さんのお話を伺って、少し、安心しました。目指している方向性は、間違っていないことが分かったからです。そして、そのことが新学習指導要領で、提起される学びや、佐藤さんが指摘するその課題にも、十分に答えている内容であることも分かったからです。

情報科な日々で目指しているもの。それが、「これからの時代の子どもたちの学び」には、不可欠であると、自分なりには判断しました。

情報科な日々が進める他教科とのコラボ。「情報」という言葉が教科の枠組みこえて、新しい学びを創設する活動です。 もっと言えば、コンピュータが、教科の枠組みを超えて、横断的な学びを実現すると考える活動なのです。学びは、本来、複合的なものです。それを教科という枠組みに押し込めていることに、個人的には違和感を感じています。それもどうやら正しいことのようです。

4人のグループでの活動。
関西方面フィールドワークでの撮影。そしてそのための下準備。6年生の1学期の情報科な日々の活動です。
家庭科での「お弁当の解体」。4人で1つのお弁当を解体して、そのまとめを行う活動です。
この4人という人数も、グループ活動としては、普遍的なものらしいのです。

実践的な調べを進めることで、基礎的なことを補強していく授業の展開。まずは、「お弁当を解体」して、そのお弁当に関する知識を、まとめ学習を通じて身につけていく展開。
関西方面フィールドワークで、下準備、現地での撮影、英語科とのコラボとしてのまとめ。基礎的な学びと、発展的な学びの往還しながら、活動を進めていくのです。

その活動の主体は、子どもたちにあります。分からないことをこちらから教えるのではなく、子どもたち自身が協力して解決していくということも、情報科な日々の特徴です。こちらの指導は、最低限に留めています。最低限のものから、子どもたちが知恵を寄せ合って、自分たちなりの作品に仕上げて行くのです。教えられる、よりも、子どもたちが探して身につけることを重視した展開です。

これからの学びにとって、このような活動は、肯定的な捉え方ができるようです。情報科な日々での活動は、まさに佐藤さんの言われるところの「これからの学び」に、直結しているように思えてならないのです。

子どもたちが、夢中で課題に取り組む姿。強制されているのは、最低限の課題だけに留めています。その中で、子どもたちが自分の力で、自発的に活動していくことにこそ、情報科な日々の展開の最大の目的があるのです。

知識を押しつけられるのではなく、自分から獲得しに行くといっても良いと思っています。その結果が重要であることは間違いありませんが、それ以上に重視しているのその過程。この点も、どうやら間違ってはいないようです。

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