旅行計画がなかなか・・・
2009年2月17日(火)、4年生の情報科な日々。4年生は、インターネットを使った「仮想旅行計画」の作成が課題。
Safariで、いろいろな調べ学習。それをKeynoteにまとめる作業。PowerPointではなく、今後のことを考えて、あえてKeynoteを活用しています。
この「旅行計画」という概念が、なかなか伝わらないようですねぇ。
4年生だと、まだ自分で旅行計画なんて早すぎるのかもしれませんね。連れて行ってもらう、という旅行がメイン。自分から計画を立てて、旅に出るなんて考えもつかないのかもしれません。
これまで情報科な日々では、、4年生の課題は、都道府県学習との連携を念頭においた活動を行ってきました。47都道府県のうち、関東地方を7都県を除く、40道府県が調べ学習の対象。自分の分担の道府県の特徴を、「食べられるもの」「食べられないもの」にまとめていくことが課題となっていました。今年は、もっとアクティブに都道府県学習を定着させる方法として、旅行計画の作成、としてみました。
旅行に出る。
その時に必須となる条件が、浮かんでこないようなのです。
どこからどこへ、どのように移動するか?
その時に、費用はどの程度かかるか?
観光はどこに行こう?
また移動時間は、どれくらいかかるか?
食事はどうしよう。
泊まるところも考えないと!
お土産は?
などなど、大人が旅行を計画すると、こんなことを思いながら計画を立て、お土産を携えて帰宅するように思います。そうすることで、 地理的な感覚が身につくような気がしています。
分担された道府県を、これまでのように調べてまとめるという課題では、地理的な感覚を身につけると言うことが難しいように思えてなりません。対象となる場にたどり着くためには、どれくらいかかるのかを、時間と費用から、立体的に捉えることで、地理的な感覚が身につくと考えています。
旅行は、いってみれば「一筆書き」。出発地点の自宅から、目的地にたどり着いて、そこからまた戻ってこなくてはならないのです。その「一筆書き」的な経路のなかに、食事、宿泊、観光地への立ち寄り、特産品や名産品との触れあい、そしてお土産の購入などが点として存在するのです。
つまり、旅行計画とは、点として存在する対象を、自分の中で有機的な線で結びつける作業と言うことができるのです。昨年度までの調べ学習は、ある意味で、点の学習。点をクローズアップして、それをしっかりと身につけることは大切なことです。それと同時に、その点を線で結びつけることができなければ、都道府県学習を自分のこととして身につけることが難しいと考えているのです。
4年生の発達段階では、点を身につけることはできても、それを線で結びつけることは、困難なのでしょうか。
授業の最後に、5分程度の時間を作って、子どもたちの作品を確認。点としては、素晴らしいものでも、なぜか線としての結びつきを持っていないものが多いのです。点を線として結び、さらにそれを面として広げていくことができれば、地理的な学習が、暗記に頼る学習から、考える学習に転化できるはずなのです。
点の学習から線の学習へ。
今年から始めた「旅行計画の作成」は、そのような意味を持った学びにしなければなりません。点として上手にまとめたものを、どうやったら線として結びつけることができるか?
子どもたちの前に、この大きな課題が、壁として立ちはだかっているようです。

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