お弁当の解体をまとめる

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2009年2月19日(木)、5年生家庭科とのコラボ。

前回の「お弁当の解体」を、今度はまとめる作業です。子どもたちが使い慣れているPowerPointを使って、まとめてもらうことにしました。 5年生は、グローバルエクスカーションの食まとめ、でもPowerPointをつかっていますので・・・。

PowerPointではなくKeynoteで、といきたいところですが、Keynoteの使い方を展開している時間はありません。目的は、解体したお弁当のまとめを作ること。

この点を一義に考えた場合、子どもたちが使い慣れたソフトを使う方が良いと考えました。時間があれば別ですが、限られた時間のなかで作業を進めるには、どこかを省略せざるを得ません。今回は、ソフトに関する説明を省くために、PowerPointを使うことにしました。

まずは、前回の振り返りから。弁当の解体の実習を振り返ります。自分たちが、どんな弁当を解体したかを思い出す作業です。そこで子どもたちには、驚きのものが・・・。

拾ってきたお弁当のパッケージ!

子どもたちは、実習の最後に、片付けをしました。片付け。ゴミを捨て、テーブルや床を、元通りにきれいにするのです。そこで、多くの子どもたちが、お弁当のパッケージを捨ててしました。お弁当箱や、そのパッケージに膨らむゴミ。本当に良いのでしょうか?

今回の授業は、子どもたちが捨ててしまったパッケージのお話から。お弁当、もちろんお弁当に限られませんが、パッケージは、販売のために目を引くことだけが目的になっているわけではありません。そこには、お弁当を深く知る上で、大切な情報がたくさん書かれているのです。

デジタル画像で確認することもできるでしょう。さまざまパッケージの情報に配慮して、撮影を行ったグループもあったようです。しかし、そこは実物にはかないません。実物のパッケージから、調べを進める上で何が必要かを考える上で、実物は、本来、欠かすことのできないものなのです。

各クラスで、いくつかはパッケージをきちんと残していました。これは素晴らしい!

自分たちの今後の活動に何が必要かを、きちんと理解を示していた証拠と言っても良いでしょう。何気なく、ゴミとして捨ててしまうパッケージ。そこには、包まれていたものを知るために欠かすことのできない情報が、たくさん書かれているのです。

失ったものは取り返せない。捨ててしまったものは、取り戻せない。だから、僕のお弁当のパッケージは、子どもたちには貸しません。それを見て、そこに書かれている情報から学ぶよりも、捨ててしまった経験を悔やみ、取捨選択の重要性を体験的に知る方が重要と考えるためです。

お弁当に関する調べは、インターネットを使います。Safariを駆使して、自分たちが解体したお弁当に、どこまで肉薄できるかが課題となります。
お弁当に関する画像は、自分たちの撮影したものを使います。インターネットの画像は、取り込むことを禁止します。なぜならば、もしインターネットの画像を借用するなら、最初から撮影など必要ないのです。実習として、自ら解体して、自由に写真を撮ることができたのです。その画像を活用してまとめを作る、という課題をどこまで考えながら撮影したかということも、隠れた課題だからです。

テキストに関しても、単純なコピーを禁止します。内容を理解しないで、関係しそうな文章を、ただ資料に貼り付けても意味はありません。文章を読んで、自分なりに理解した内容を、まとめて記載しなければ、意味がないのです。

子どもたちにとって、容易なまとめの方法を封鎖した形です。インターネットで、コピーして、貼り付けていくこと。1年生から情報科な日々を送る5年生にとっては、それほど難しいことではないでしょう。単なる「コピー」と「ペースト」ならば、です。

ここが5年生なりの課題となるのです。情報を表象としてだけで理解するのではなく、そのコンテクストまで読み込むことを求めてみることにしました。コンテンツではなく、コンテクストです。

3学期の残された時間は、けっして多くありません。どこまで進むことができるか、楽しみです。

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