初めての印刷
2009年2月25日(水)、 1年生の情報科な日々。今日は、初めての印刷です。
PTAでの授業公開。心なしか、子どもたちは落ち着きがない様子。お客様がたくさんですから、当然と言えば、当然でしょうか。でも、こんな時こそ、落ち着いて授業に臨むことも大切と考えています。
授業公開でも、決まりは変わりません。常に、決まりは同じ。もし、それが守れないのであれば、情報科な日々を楽しく過ごすことはできません。「決まり」に、例外は、できる限り、少ない方が良いに決まっているのです。
これまで、マウスの練習のため、キッドピクスで絵を描いてきました。1年生の主な課題は、マウスをきちんと使えること。そのためには、マウスをどのように動かすと、何ができるかを体験的に知ることが大切と考えています。
情報科な日々の終わるとき、キッドピクスは終了します。それと同時に、せっかく描いた絵も、消えてしまうことになるのです。
コンピュータで描いた絵を残しておく方法。
1つは、「保存」すること。もう1つは、「印刷」です。そのうち、まずは「印刷」から知ってもらいました。「保存」も良いのですが、実感がわきにくい点に難があります。それに対して「印刷」は、形にできることから、体感できる方法と言うことができると考えています。
それに「保存」をしても、せっかく描いた絵を、持ち帰ることはできません。お家だけでなく、教室にすら、持ち出すことができないのです。
その点、「印刷」はいいですねぇ。コンピュータで描いた絵を紙にして、コンピュータ室から持ち出すことができるのです。モニターのなかだけでなく、実際に、手にとってみることができるのです。この「手にとって実感する」ということが大切なのです。
自分がコンピュータで描いた絵は、子どもたちそれぞれの発信する情報ととらえることができます。「情報」は、形が見えにくいものです。「情報」に形を求めること自体が間違いだと言っている人もいるほどですから。
小学生では、形のないもの、実態なき者を理解する概念化の作業は、難しいと考えています。特に低学年、1年生では、非常に困難な作業となるでしょう。だからこそ、「情報」を形として時間できる過程が大切なのです。
「印刷」とは、デジタル情報を、紙媒体としてのアナログ情報として出力することに他なりません。デジタルの世界に囲まれた子どもたちだからこそ、アナログ的な体験を通じて、その間を往還することが大切なのです。
今日は、初めての印刷。情報科な日々として、技術としての「印刷」をきちんと身につけることも、大切なことであることは、言うまでもありません。そのことが、さらに大きな意味を持つためには、「印刷」が、メディアという概念のなかで、どのような意味を持つかをしっかりと認識しておくことが重要と考えています。

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