旅行計画は完成間近?
2009年3月3日(火)、4年生情報科な日々。旅行計画を立てる時間。
家庭科とのコラボの時間を活用して、担当する都道府県の「食」のまとめを進めています。今日は、情報科な日々として、「旅行計画」全体を整えます。
「点」から「線」へ。それが、これまでの都道府県調べと、「旅行計画」との大きな違いです。「点:をどこまで「線」として、結ぶことができるかも、大きな課題となるのです。
授業終了5分前に、子どもたちのiMacは一端、「鍵」がかかります。始まりの説明は、いまではほとんどありません。子どもたちは、授業時間の40分のうち、35分以上を、自由演習に充てていることになります。
終了5分前には、ARDで「鍵」をかけ、終了の手続きに入ってもらうことにしています。そして、すべてのiMacがシステム終了して、時間が余れば、子どもたちの作品をみる時間としています。日付に関連する出席番号を指定して、センター画面に作品を提示します。
たとえば、3月3日であれば、まずは3番。3+3で6番。3×3で9番。3と3で、33番。時間がある限り、関連する出席番号から、作品を提示していきます。
授業の途中では、あまり、子どもたちの作品に、言葉をかけることはしません。机間巡視しながら、内容の大まかな確認はするものの、細かなことについての指示は出さないようにしています。子どもたちが、自由に考えて、作品とすることを重視しているためです。
形を決めて、そこにはめ込むようなまとめをさせれば、すべての子どもの作品が、同じような完成度を持つことになります。テンプレートのようなものを埋めていく、作業です。ある時期、情報科な日々でも、そうしていました。しかし、ほんの少しで、止めました。
最低限のルールに基づいて、子どもたちが考えることを重視したからです。
こちらの指定した形にまとめることは、子どもたちの得意とするところ。他教科の授業でも、そういう形を重視した授業が多く展開されているでしょう。誰もが同じ出来上がり、という点では、この展開が優れています。しかし、そこには子どもたちひとりひとりの個性が抜け落ちてしまっているように思えてならないのです。
だから基本的に、情報科な日々では、最低限の課題以外は、自由な演習が続きます。子どもたちが与えられる課題は、最小限なのです。その課題を、どう読み取るかも個性。能力と言っても良いかもしれませんが、それも個性。こちらの想像を大きく超える作品の提出される可能性も秘めているのです。その逆に、誰もがけっして褒められたものではない、ということにもありかねません。
僕の仕事は、それを防ぐこと。誰しもが想像を超える作品を作る、というのではなく、自分なりの作品を作ることが大切だと考えています。そして、あまりにひどい作品とならないように、フォローをすることが大切だと思っています。
課題を自分なりに読み解く力。
自分の力で、その課題をこえていく力。
可能な限り、自分の力で問題解決を図っていくことが重要なのです。こちらは、そのための手助けをするだけです。引き上げるのではなく、上がりたいと思っている子どもに、そのより良い方法の示唆を与えることだと考えています。
大切なことは、自分で考えることです。決められて形に詰め込んでいくのではなく、最低限のルールに基づいて、詰め込むべき形も自分で決めていくことなのです。
4年生に課されたのは、「旅行計画」の作成。 ただその一点。そのために必要な視点が、「点」から「線」へというもの。「点」の充実と、「線」での関連性。「点」と「線」をどのような形にするかは、子どもたち、自分自身で決めるのです。
4年生の情報科な日々も、あと残り1時間。どんな「4年生の自分」が、「旅行計画」に表出しくるか。楽しみにしています。

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