2時間続きは実に良い!
2009年9月30日、今日は5年生の情報科な日々。
グローバルエクスカーションのまとめをムービーで行う2回目。11月の発表会までにまとめ上げなければならないので、2時間続きにしていただきました。
3クラスが、すべて2時間続き。ということは、6校時フルタイムの授業です。その後は、コンピュータクラブ。実質7校時の予定で・・・。
コンピュータクラブは、インフルエンザによる学級閉鎖の煽りを受けて、子どもが1名。1人じゃあ、ということなので、今日のクラブは、お休み。救われた気持ちになりました。
1校時目から6校時目までびっしりの授業。本来であれば、一週間分の授業を一日のうちにしてしまったようなものです。
情報科な日々は、学期に2学年ずつ。それぞれが週に1校時ですから、本当なら、週に6校時しか展開されていない授業。せっかく揃えたiMac。使うしかない、ということで他教科のコラボを展開している言っても良いかもしれません。今回のグローバルエクスカーションのまとめは、発表会とのコラボともいうべきないようなのかもしれません。
発表会を目指して、作品を仕上げなければなりません。この「作品を仕上げる」というのが苦手。情報科な日々も、作品を仕上げるということよりも、自分自身を求めることを重視して展開してきました。しかし、今回は違います。「作品を仕上げる」ことに重きを置かなければならないのです。
子どもたちが自分なりの方法を見つけることの方が重要と考えています。例え未熟であっても、自分で方法を探していく方が、身につく力は大きいと考えています。課題に自ら取り組む力、そしてそれを乗りこえていく力は、方法を自ら模索することによって磨かれていくと考えるためです。
今回は、作品を仕上げるための方程式を作りました。手順とでも言うべきものを明確に示すことで、子どもたちの作業は、これまでとは比べものにならない早さで進んでいくのです。
授業が始まる時に、まずは席替え。これまでは出席番号順に座る位置が決まっていました。今回の作業は、それでは不都合が多すぎます。個人とグループの活動の往還が学びの根底にはあることを考慮して、グループごとにまとまった座席としました。
グローバルエクスカーションをまとめる視点を提示しました。「日程順」とするか「プログラム別」とするかの選択です。
グループの中で、日程を割り振って、それぞれが何日目の担当と言うことを決めます。グローバルエクスカーションを網羅的にとらえていこうという視点です。時間軸を中心に据えて、グローバルエクスカーションをとらえ直すということも出来るかもしれません。
それに対して「プログラム別」は、点としてグローバルエクスカーションをとらえていく視点です。グループのそれそれが、自分の心に残ったプログラムをあげて、それをまとめていきます。時間軸通りになればいいですが、時間軸を無視してもかまいません。ここで重視すべきは、プログラムへの思い入れです。こちらの方が、思い入れが強くなるまとめ方になるかもしれません。
このどちらを選ぶかは、グループで決めます。こちらか指定するのではなく、この点に関しては自由度を残しました。どちらにするかは、グループ内で話し合わなければなりません。話し合いを通じて交渉を行うことも、子どもたちにとっては大きな意義を持つ学ぶとなると考えたためです。
これらをグループごとにプリントにまとめて提出します。
- 学年クラス。
- グローバルコース名。
- グループ名。
- グループの人数。
- グループの人の名前。
- 最後にムービーのまとめ方。
これらの項目について記載されたプリントを事前に準備しました。「グローバルコース」などは丸で囲めばいいようにしてあります。欄外には、どのコンピュータを使うかも記してもらいました。そうすることで、どのグループが、コンピュータ室のどの位置で作業をおこなっているかを把握することが出来るからです。
記載漏れをチェックし、合格となったら次の作業に進みます。
次の作業は、写真を1人、20枚集めることです。
iMovieでのムービー作成は、デジタル画像を列べていくことが基本。その作業を効率よくおこなうためには、列べる素材を事前に準備しておくことに尽きるのです。
「グローバル写真」というフォルダを、子どもたちのiMacに配布しました。ファイルサーバ上にあるグローバルの写真データを、一端、ローカル上の「グローバル写真」フォルダに、1人が20枚移動します。
ファイルサーバ上の個人のホルダーでは、移動する手間が増えてしまいます。サーバ上のデータを、ローカル上に移動させれば、元々のファイルは、サーバ上に残されます。つまり、移動がコピー&ペーストと同じ意味を持つようになるのです。
子どもたちにとって、ファイルをコピーして、フォルダの中にペーストするという作業はなかなか分かり難い作業です。別のハードディスク上に移動することで、原本は残したまま、新たなファイルとしてフォルダの中のファイルを作ることが出来るのです。
この方法のメリットは、原本がサーバ上に残ることに留まるものではありません。直感的に良いと思った画像をどんどん移動させることが出来るのです。そうすることで、制限枚数の20枚を意識せずに、良いと思う写真を集めていくことができるのです。
20枚を越えてしまっても良いのです。越えてしまったら、クライアント上で「ゴミ箱」に入れれば良いのです。ファイルサーバ上に大元のファイルは残っています。クライアント上のフォルダの中からファイルを削除しても、そのクライアントのローカル上のファイルですから、問題はないのです。もう一度必要になれば、いつでも、再び、サーバ上からデータを移行させればいいのですから。
最後の作業は、ローカル上の「グローバル写真」フォルダを、サーバ上に保存することです。子どもたちの使うiMacは、メンテナンスの関係で、クライアント上に保存されたファイルは、すべて削除されるようにしてあります。せっかく集めた20枚の画像。もし、ローカル上に置いたままシステム終了してしまうと、すべてが消えてしまいます。
ディレクトリを跨いだコピーというのが、子どもたちには分かり難いようです。分かっていようが、分かるまいが、子どもたちを守るために、サーバ上にフォルダをするのです。
一応、今日はここまでの授業内容を想定していました。ここまでの作業が早く終われば、どんどん先に進むつもりでいました。クラスごとに進度が違って良いと思います11月の発表会に、作品を仕上げることができれば良いのです。
次回からは、iMovieを使って、デジタル画像を連結していきます。いよいよ本格的にムービーの作成が始まります。

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