Photo Boothで自由活動
2009年9月29日、今日は3年生の情報科な日々。
左肩の粉瘤手術から復帰初日から、情報科な日々が。
まだ痛みは残っていますが、子どもたちのために頑張らないと! 情報科な日々の時間は限られてしますので、休んでばかりはいられません。
9月に入ってから、2回目の情報科な日々。先週は、シルバーウィークのため飛んでしましました。先々週は、関西方面フィールドワークの引率。まるまる2週間空いてしまった情報科な日々。
忘れてしまったかなあ、と不安を持ちながらの始まりです。
2週間空いたと言うことは、3週間ぶりの情報科な日々。これでは、忘れますよね。
3年生ですから、授業前にコンピュータ室に来ていればいいと言うことにはなりません。クラス全員がきちんと揃って、並んで入室の準備をしなければなりません。このことで、休み時間から授業へと切り替えの心が生まれると思っています。
廊下にきちんと並んで気持ちを落ち着かせる。
全員が情報科な日々に臨む気持ちになったら、コンピュータ室へ入室です。
自分の席は決まっています。出席番号と同じコンピュータの前に座るのです。これは1年生の時から同じ。
2年生までは来た順にコンピュータ室に入ってもらいました。バラバラに、そしてポツポツと席が埋まっていきます。2年生までの発達段階を考えると、子ども自身が自制して列を作るのは無理と判断したからです。
3年生からは違います。自分の判断で、お喋りしてはいけない時を考えて欲しいのです。きちんと並ぶ、ということを自分たちでできるようになって欲しいのです。だから3年生からの新しい課題としています。
2年生との違いは、もう一つ。始まりの挨拶の前に、クラスの画面にしてもらいます。1年生は、電源投入を事前におこなっていました。2年生は、一斉に電源を入れてから、クラスの画面にしてもらいました。
3年生は違います。電源投入はできて当たり前。クラスの画面にするのも、出来て当たり前。こういう発想でいこうと思います。だから、指示されてから電源を入れて、ログインするのではなく、自分の判断でおこなってもらうのです。これは次回からのきまりです。
3週間ぶりの情報科な日々。前回からの続きで、Photo Boothを使います。Photo Boothの起動から、使い方の概略まで、前回の復習と言うことで詳細に説明をしていきます。説明が終わるまで作業は停止。子どもたちは、説明を聞くことに集中してもらいます。
二つのことを一度にするから間違える。二つ以上と言うべきかもしれません。ひとつ、ひとつを確実にしてもらうため、説明を聞く時にはそれだけ、ということにしてもらいました。
Photo BoothはDockの中にありません。DockにあるFinderから、アプリケーションフォルダをたどってPhoto Boothのアイコンを探します。それをダブルクリックすれば、Photo Boothは起動します。
ダブルクリックが上手に出来ないと、Photo Boothは起動しません。起動しても、Finder画面になってしまって、思った通りに動きません。ダブルクリックをしたつもりで、さらにクリックをしてしまうので、Finderに戻ってしまうのです。ダブルクリックをきちんとすることも覚えてもらいたいと思っています。
Photo Boothは微妙なソフト。手荒な使い方をすると、アプリケーションエラーを起こします。アプリケーションエラーを起こしたり、Photo Boothが上手く動かない時の子どもたちの口癖。
ちゃんとやったのにおかしくなった。
確かに、子どもたちは自分としては「ちゃんとやった」なのでしょう。しかし、iMacからしたら「ちゃんとではなかった」と言うことなのです。Macに限らず、コンピュータというのは実に正直。「ちゃんとやった」なら、ちゃんと動くのです。「ちゃんとではなかった」ら、アプリケーションエラーを起こしたり、フリーズしたりするのです。
自分は、という発想はいけません。相手が自分がしたことをどう判断したかなのです。これって人間関係でも大切な考え方ですよね。人と人との関係でも、自分はちゃんとした、という発想だけでは円滑なコミュニケーションは生まれません。自分がした行為が相手にとってどういう意味を持つかを考えなければ、円滑なコミュニケーションが成り立つはずはありません。
コンピュータに対しても同じなのです。コンピュータの場合には、気を遣ってはくれませんから、そういう意味では人と人とのコミュニケーション以上に、難しいのかもしれません。手荒なまねをすれば、それが必ず自分に戻ってくるのです。コンピュータにとって「きちんと」しなければならないのです。iMacが考える「ちゃんとやった」でなければならないのです。
そこから、コンピュータに留まらないコミュニケーションの本質を学ぶことが出来ると考えています。アプリケーションエラーが出ることを、初めから注意したりしません。フリーズすることを、何もしないうちに指示することもしません。コンピュータとのコミュニケーションは、人と人とのコミュニケーションの在り方と本質部分では類似していることを、失敗を通じて学んで欲しいとも思っているからです。
相手を思いやる気持ちを持つこと。
それを大切にしなければならないという気持ち。コミュニケーションの基本となることは、コンピュータだから、人だからとかわることはないのです。
1校時のうち、多くの時間を自由な演習時間としました。Photo Boothはなかなか面白い。コンピュータだから出来る画像の撮影が、簡単に出来てしまうのです。
これこそがコンピュータを使うメリットなのです。コンピュータ、特にMacを使うことで、これまで出来なかったとや、非常に高度な技術を必要としたことが簡単にできるようになることが、もっとも重要なのです。
子どもたちは、Photo Boothの自由な活動の中で、いろいろなことを学ぶことが出来たと考えています。情報科な日々の意義は、単にコンピュータの使い方を学ぶだけにあるのではありません。また、情報の扱い方について学ぶだけでもありません。人と人との関係において、必要不可欠なことまでも学ぶことが出来ると考えています。
そうでなければ、情報科な日々の魅力は、断片的なものになってしまうと考えています。

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