珍しく説明だけの授業

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2009年9月9日、今日は5年生の情報科な日々の始まり。

家庭科とのコラボで、 5年生は既にiMacは使い込んでいます。しかし、情報科としては、5年生は初めての授業となったのです。

これまでの情報科な日々で、始めてといっても良いくらいの珍事が起こりました。子どもたちは一切iMacに触ることなく終わってしまったのです。お説教をしていたわけではありません。説明だけで、1時間を費やしました。

そして、もう一つの珍事は・・・。

情報科な日々の始まりですから、コンピュータ室の決まりの確認は欠かせません。

手をきれいに洗ってくる。
靴の裏をきれいにしてくる。
椅子では遊ばない。
先生の話はきちんと聞く。友だちとお話しをしたり、遊んだりしない。
余計なものに触らない。
友だちと仲良く。

3年生と同じです。追加して強調したのは「椅子」のこと。椅子で手遊びしてしまい、座面に貼っている布がボロボロになっている椅子があります。わざとやっている子どもはいないと信じたいと思っています。知らず知らずのうちに手が椅子に、そして・・・。

このことも、これまでの決まりとあわせて強調しました。椅子の座面、布の部分には手を置かない、です。触っていると、ついついガリガリとしてしまうようです。だから、お話しを聞く時は手は膝の上、を徹底することに決断しました。自分の膝なら剥がれるほどガリガリする子どもはいないはずですからね。

決まりの確認。それが終わったら、もう一つの珍事の種明かし。

なんと、説明のためのKeynoteで作成したプレゼンテーションがあるのです!

授業の内容を説明するために、プレゼンテーションを作ったのは初めてかもしれません。紙1枚程度の要旨を提示したことはあっても、Keynoteを使うとは・・・。

情報科な日々では、PowerPointにしても、Keynoteにしても、プレゼンテーションソフトは大活躍しています。1枚のスライドが情報カードのように使えるところがお気に入り。

しかし、子どもたちの活動を例としてあげてしまうと、その通りでなければならないと考えてしまうようです。つまり、子どもたちは、例として提示されたと、同じものでないといけないと考えてしまうようです。そのやり方、作り方だけに固執して、内容という点から注意は離れてしまいます。例を示せばわかりやすかもしれません。それを真似ればいいという単純な発想しか生み出さないように思えてなりません。

提示された例を、あたかも解答、正答であるかのうように考えてしまうのです。合わせようとするだけで、自分なりの工夫が消えてしまうのです。自分なりに考えて工夫する方が大切だと思いませんか。

だから、こちらが説明する時には、PowerPointやKeynoteを使わないで、できるだけ口頭での説明を心がけてきました。忘れてしまったら、それで良いじゃありませんか。友だちに聞けばいいのです。みんな忘れていたら、もう一度、説明すればいいのです。

今回は、ちょっと趣向を変えてみました。なぜなら、きちんと作品に仕上げる必要があるからです。時間の限りできたところまで、というわけにはいかないからです。

5年生の情報科な日々の作品は、発表会で上映します。しかも講堂に新設した大プロジェクターでです。4年生も見に来ます。保護者の方々も見に来ます。作品に妥協は許されません。きちんと完成したものを提示しなければならないのです。そのために、情報科な日々での活動を、きちんとまとめておく必要があると考えました。そして、子どもたちに、きちんと説明した記録を残しておく必要もあると考えたのです。

情報科では何をするのか?

そこからです。グローバルエクスカーションの活動を、iMovieでまとめるという作業の説明をしました。iMovieの使い方も間に挟みました。何ができるのか。どんな風になるのか。話で聞くだけよりも、実際の作業の一端を見た方がわかりやすいのです。

画像の保存場所。
iMovieへの画像の取り込み方。
プレビューの方法。
トランジションの付け方。
文字によるキャプションの付け方。
音楽を追加する方法。

これらのことを具体的な作業を提示しながら説明しました。子どもたちはiMovieに興味津々。グローバルエクスカーションの写真にも、興味津々。

Keynoteによるプレゼンテーション。iMovieの説明が一通り終わったら、昨年度のまとめの鑑賞です。

実際に、5年生が作った作品を観て、イメージを膨らませるのです。映像を見る側から、作る側になるために注意すべきことを指摘しながら、ムービーの鑑賞会です。どんな点が評価できるムービーか。もっと良くするためにはどんな工夫をすれば良いのか。見る側に立って考えないといけないことなどなど、解説を交えながらの鑑賞です。

昨年度の5年生、いまの6年生の作品に、強い刺激を受けたと思います。これから自分が同じものを作っていくのです。

子どもたちは11月の発表会に向けて、今後の作業についての説明を受けました。iMacを使った作業はありませんでした。1時間じっくりと説明するというのも、今後を考えると有効なことだと考えています。

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