コラボの始まり
2009年9月10日(木)、家庭科と情報科な日々のコラボレーションも始まりました。
5年生は、二日続けてのコンピュータ室での授業!
幸せですよねぇ、きっと。情報科な日々は、自分を出せる時間。自分なりにを大切にする時間なのですから。
家庭科と情報科な日々とのコラボレーションのテーマは、グローバルエクスカーション。
情報科な日々では、グローバルエクスカーションをiMovieでムービーにまとめる活動。家庭科とのコラボでは、Keynoteを使ったまとめの活動。
映像を中心としたまとめと、テキストを中心としたまとめと区別することができるでしょうか。
Keynoteでのまとめは、紙媒体での印刷が仕上がり。iMovieでのまとめは、紙には出力しません。映像を映像のまま出力するのです。最終段階が、アナログ的か、それともデジタル的かという違いがあるといっても良いかもしれません。
iMovieでのまとめは、個人を集めたグループでの作品。1人30秒のムービーを、グローバルエクスカーションの同じコースに参加した3から4人で連結して、1本のムービーとします。
Keynoteでのまとめは、個人作業。子どもたちひとりひとりが感じたグローバルエクスカーション、そのものを大切にしたいと考えています。
iMovieでのまとめが、個を重視していないというわけではありません。最終段階でグループでつなぎ合わせるとはいっても、自分が作った30秒が基礎となるのですから、個を十分に重視した活動と考えています。
iMovieのまとめは、他を意識した活動という点で、Keynoteでのまとめとは、やや趣を異にしています。Keynoteでのまとめは、与えられたテーマについて個として興味・関心に基づいたまとめがもっとも大きな比重を占めてきます。自分の作品が、他に影響を与えることはほとんどないのです。
iMovieでのまとめは、他の関係を意識しなければ成り立ちません。ある意味、身勝手に30秒のムービーを作成してしまっては、グループの中で、連結することができなくなってしまいます。大きなストーリーの中で、どこかの役割を担って、30秒を個が完成させなければならないのです。
作成以前に、完成した形を描けなければ、グループでのムービー作成は成り立たなくなってしまうのです。
Keynoteでのまとめは、グループ活動にはつながりません。そこに不可欠なことは、自分だけです。裏返せば、自分が無ければできない、という点にもっとも大きな課題があるのです。
Keynoteでは、4枚のスライドを作成します。
1枚は、「グローバルの食」。
ここには、それぞれが参加したグローバルエクスカーションのコースに特徴的な食、特産品・特産物、名産品、さらに郷土料理など、その場所を「食」という視点で切り取ってもらいます。
2枚目は、「グローバルで食べた美味しいもの」。
特産品・特産物、名産品、郷土料理の中で、グローバルエクスカーションに参加した際に食べたもので、自分が一番、美味しかったと思うものをまとめるのです。
3枚目は、「グローバルの一押し」。
グローバルエクスカーションは、それぞれのコースで、さまざまプログラムが準備されています。自分が参加したコースの中で、もっとも印象に残ったプログラムについてまとめます。
4枚目は、「グローバルの場所の特徴と感想」。
自分がグローバルエクスカーションで訪れたのは、どのような場所かということを地理的な点に着目してまとめます。それによって、グローバルエクスカーションを振り返ると同時に、訪れた場所を再確認してもらいます。そのような思考過程を経た上で、自分なりの感想を記載してもらいます。
ここで重視されるのは、自分という個。グローバルエクスカーションに参加した自分という存在を、ことに「食」をキーワードにしてまとめてもらう活動です。
「食」をキーワードにした家庭科と情報科な日々とのコラボレーション。 ここでは「個」を重視します。
iMovieを活用して映像でグローバルエクスカーションを振り返る情報科な日々。ここでは「個」を基にした他者との「協働」が重視されます。
自分という個を重視する活動と、他者との関係を常に意識しながら個を求める活動。この二つの活動の往還することで、新しい学びを作り上げることができると考えています。

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