またまた2時間続き!
2009年10月21日、今日は5年生の情報科な日々。またまた2時間続きの恵まれた環境。ぐんぐん作業は進むはずです。
グローバルエクスカーションのまとめをiMovieを使って行っています。iMovieの魅力は、とにかく簡単なこと。静止画だけならドラッグ&ドロップだけでプロジェクトが作成できてしまいます。それだけで、ムービー作成ができてしまうというのは魅力ですよね。
11月21日(土)の発表会に向けて、早々に完成を目指します。
子どもたちにとって、まず必要な作業は復元。ファイルサーバ上の自分のフォルダに避難させたiMovieプロジェクトをローカル上の「ムービー」フォルダに戻す作業。決して複雑な作業ではありませんが、子どもたちにとっては至難の業。
センター画面で一緒に作業を進めます。もし、逆にフォルダを移動させてしまうと、すべてパー。真っ白なiMovieプロジェクトが上書きされてしまいます。
センター画面で説明しながら、一緒に進んでいるのが良くないことのように思えてもきました。iMovieプロジェクトの復元作業は、本来、子どもたちが自分でできなければいけない作業。それを毎回、一緒にやっているという「甘やかし」が、子どもたちの成長を止めてしまっているような気がしてきました。
子どもたちがもっと覚えなければいけないという意識を強く持つように導いていかなければならないと少し反省。
必要なことなら、必ず覚える。
覚えなければいけないという意識を持てば、必ず覚える。
そういう信念があります。子どもたちが覚えてくれないのは、そういう意識が足りないからだと思っています。忘れてはいけないという意識が強ければ、人間、忘れることはないと思っているのですが・・・。これは情報科な日々にとって、今後の大きな課題。
復元できたら、iMovieでの作業開始。初めの一クラスは、すぐにiMovieを起動するように指示しました。その時、気づいたこと。
そっか、起動させるから悪いんだ!
子どもたちは、復元されたiMovieの画面を触りたがります。ほとんどの子どもが触っていると言っても良い状態です。そうさせてしまうのは、iMovieを起動してしまうことに原因があるのです。説明が終わるまで、起動しなければ説明に集中できるはずです。そうしなければ集中できないこと自体に、問題の本質があるようにも思いますが・・・。
センター画面で、iMovieの使い方の説明。画像の配置の仕方と並べ方。その後、効果としてのトランジションの付け方の復習。トランジションを追加する方法。ドラッグ&ドロップだけですので、画像を追加する時と同じです。トランジションの長さを変更する方法。右クリックして変更パネルを表示します。秒数を入力することで、自分の指定した長さで、トランジション効果が追加されます。
ここで十分に注意して欲しいこと。秒数の入力方法。半角数字で入力をしないといけません。直接入力の時は良いのですが、日本語入力に切り替えた時、通常は、全角数字が入力されてしまいます。そのままOKをクリックすると・・・。そこで、テンキーを使って数字を入力することを指示しました。
トランジションの説明が終わったら、テキストを追加する方法の復習。去年の反省として、必要のない文字が入力されていることが多く見受けられました。テキストフォームを挿入すると「ここにタイトルテキストの入力」と「ここにサブタイトルテキストを入力」の2つが自動的に入力された状態で挿入されます。「ここにタイトルテキストの入力」は、子どもたちが入力する欄として別の言葉に置き換わっていることが大多数。
しかし、「ここにサブタイトルテキストを入力」という表示は、子どもたちが入力をしないので、そのまま残して置くことが頻発します。「ここにサブタイトルテキストを入力」という必要のない文字は消すように指示しました。
文字入力に関して、子どもたちは不用意に記号を使いたがります。絵文字や顔文字は論外。子どもたちにとっては、正式なまとめのための文字入力ですから、論文と同じ。論文に絵文字や顔文字を使うことは有り得ないですよね。だから、厳に禁止です。
言葉を伸ばすことを意味する「ー」という記号をいくつもいれたり、「!」「?」もいくつも使っていることがあります。表現を豊かにするための記号は問題ありません。しかし、不用意に記号を連ねると、ふざけているようにしか見てもらえません。友だち同士でふざけていると見られかねません。子どもたちの作品を観るのは、保護者の方々。そして、4年生とその保護者の方々に、先生方。見る人を意識して、きちんとした文字表現を心がけるように指示しました。
文字表現を豊かにするために、「フォントパネル」の説明も行いました。これまでは、説明としての文字入力を行うことに比重をおき、「フォントパネル」の使い方については説明を省いてきました。ある程度、文字の付加が行われていますので、表現を豊かにする装飾方法も必要になってくると考えて説明を行いました。
フォントパネルを表示すると、文字の大きさを変えることができること。文字の色も変えることができること。文字の形も変更できることを説明しました。このことで、より自分流の表現が可能になると思います。
さて、ここからが今日の情報科な日々の本番。ここまでは、これまで復習。ここから先は、まったく新しい説明です。今日は、音を付け足す方法をやります。
iMovie、iLifeの中にはたくさんの曲が入っています。それをムービーの中に入れる方法です。トランジションやテキストを追加するための選択パネルの中に、「♪」があるはずです。4つのマークのうちの一番左です。そこをクリックすると、ミュージックを使いすることができます。
やり方は簡単。画像やトランジション、テキストと同じくドラッグするだけです。曲名をダブルクリックするか、クリックして再生ボタンをクリックします。そうするとミュージックが再生されます。映像にふさわしいミュージックを選んだら、ドラッグ&ドロップしてミュージックを付け足します。
ミュージックを追加する方法は、2つあります。ムービー全体に追加する方法と、演奏の開始を指定する追加方法の2つです。全体に追加する場合は、プロジェクトにミュージックをドラッグすると、薄い緑色で全体が囲われます。その場合には、ムービーの再生と共にミュージックが流れ、曲が終わるかムービーが終わるまで、再生されます。
もう一つの方法は、テキストの追加と同じ。演奏を開始したい場所にミュージックをドラッグします。そうすると緑の丸で囲われた「+」が出てきます。その位置で、マウスのボタンを放せばミュージックの追加完了です。この方法を選ぶと、開始のタイミングの違った何曲ものミュージックを追加することができます。それをミュージックの長さを変更することができますので、より自由度の高い追加方法と考えることができます。
どちらの方法で追加するかは、子どもたち次第です。2つの方法があることを伝えて、あとは子どもたちに任せます。曲選びも、子どもたちに任せます。説明が終われば、課題に沿っている限り、子どもたちの活動は自由が保障されているのです。
説明をきちんと聞かなければ、自由は保障されません。まずはしっかりと説明を聞くことが大切です。情報科な日々では、説明の時、お喋りをしたり、隣の人と遊んでいることをルールとして禁じています。自由を求めるならば、このルールをしっかりと守ることをしなければなりません。
これまでの経験から、あとで質問するのは、説明をきちんと聞いていない場合ばかりです。聞いていれば分かったはずなのに、しっかり聞いていなかったために、隣の友だちと遊んでいたがために、言葉が素通りして、分からなくなってしまうのです。だから、そういう人はわからなくても良い人と考えることにしています。やり方が分からなくても良い人、つまり課題に取り組む意欲のない人と考えることにしています。そういう人は、やらなくて良いと思っています。作業を進めたくないのであれば、やる必要はないのです。
だから、そういう人は見学。
見学して学んでもらいます。iMacによる作業だけが情報科な日々ではありません。見学してやり方を学ぶことも情報科な日々の立派な活動であると考えています。説明を聞きたくない人は聞かなくても良い。だから聞かせない。一生懸命に聞く気のない人は、聞かなくても良い。その代わり、自由は保障されていないのです。いい加減な作業を、あたかも説明を聞いてやったかのようなふりをされたら困ります。だから、作業を自分の手で進めるのではなく、友だちの作業を見て学んでもらうのです。
子どもたちは熱心に活動しています。少し、興奮しすぎている印象さえ持つほど熱心です。傍目で見ると、はしゃぎすぎと受け取れるような行動をとることもあります。そういう時には、厳しく注意します。
聞く時と活動する時は、しっかりと区別しなければならないと考えてます。興奮して気分が高揚しているからこそ、その区別は意識的に強めなければならないのです。そういう時にこそ、気持ちを押さえて切り替えを行うことが、大切なのです。そうできることがけじめをつけることだと考えています。
けじめがないと無法地帯になります。情報科な日々は、幸いにも子どもたちが熱心に活動してくれます。時に熱心すぎて、羽目を外したくなる気持ちも分かります。だからこそ、けじめをしっかりと守りたいと考えています。そんな時にこそ、けじめをつけられるようになることこそが重要だと考えています。コンピュータを使って上手に情報を扱うことが重要であることは言うまでもありません。情報科な日々では、それが教科としての課題です。
そう思う一方で、それ以上に大切なのは「けじめ」をきちんと身につけることだと考えています。
音を使いしたら、ヘッドフォンの使い方の説明も必要になります。40人が一つの教室で別個の音を出し続けたら大変なことになります。子どもたちのiMacにはすべてヘッドフォンがついています。その使い方も入念に説明が必要です。雑に扱うとすぐに壊れてしまいます。もう既に壊れて、「絆創膏」の貼ってあるヘッドフォンもあります。そうならないように扱う方法を説明しました。
iMovieの使い方で、5年生に必要なことはすべて説明が完了しました。これから先は、子どもたちの活動がメインになります。

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