グローバルエクスカーションの中間報告

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2009年10月28日、5年生の情報科な日々。グローバルエクスカーションのまとめをiMovieで行っています。

来週はハーフタームホリデーのためお休み。一週間空いてしまうので中間報告を兼ねて、ムービーの書き出しをしてもらいました。

書き出したムービーはグループごとにつないで、出来栄えを確認します。ハーフタームホリデーの宿題として、チェックします。

いつも通りに、まずはiMovieプロジェクトの「復元」から。ファイルサーバ上に避難させておいたiMovieプロジェクトを、ローカル上のムービーフォルダに「復元」します。

これまで、ローカルフォルダをディスクトップ上の左上に、サーバ上のフォルダを右上において「復元」作業をしてもらいました。そうすると、ドラッグする距離が長くなってしまい、マウスの操作が未熟な子どもたちが、どうも上手くできなかったようです。

今回から、上下にフォルダをおいて、ドラッグする距離を短くしました。その方がマウス操作になれていなくても「復元」が容易にできるようになります。先回りしたがる子どもは、説明を聞かず、以前のように、左と右にフォルダを配置してしまいます。先回りしてしまうと、上下で説明していることが伝わらなくなってしまい、逆に、先回りできる力があるにもかかわらず、活動が停滞してしまいます。

説明は、できる限りセンター画面に提示しながら行っています。先回りできる力のある子どもは、いつものことと、自分の画面と提示画面の違いに気づかず混乱してしまうのです。必要だと思うから、センター画面に提示して授業を進めています。わかっているつもりにならず、常に、提示画面と自分の画面を見比べて、作業を進めるように強く指導するしかありません。

「復元」できたら、作業開始です。トランジション、テキスト、ミュージックの追加については、既に説明済みです。簡単な説明にとどめて、可能な限り、子どもたちの活動時間を確保しました。

わからないことは、子どもたちで相談して解決できるようにと考えています。子どもたち同士が、自分にない部分を補い合って、作業を進めてもらいます。それでも解決できない問題が起こった時に、初めて、我々の指導が生まれれば十分だと考えています。

授業終了10分前に、子どもたちの画面をロックしました。時間切れの合図です。そこからムービーをファイルサーバ上の自分の出席番号のフォルダに書き出し、iMovieプロジェクトを同じく避難させて、システム終了の処理をしてもらいました。

iMovieプロジェクトを避難させる前に、なぜか真っ暗な画面のiMac。なにを勘違いしたか、ムービーを書き出したら作業終了と思い、先回りしてシステム終了の処理を行ってしまったようです。

情報科な日々では、子どもたちにとって必要だと思うことだけを説明しているつもりでします。説明を聞かずに作業を進めて、間違ってしまうと損をするのは子どもたちと考えています。

iMovieプロジェクトを避難させる前にシステム終了してしまった子どもたち。今日の情報科な日々での作業は、すべて消えてしまいました。もう復元することはできません。1校時分。たった40分ですが、されど40分なのです。その間に進めた作業は、すべて水泡と化してしまいました。それだけでなく、作業のために使った自分の貴重な時間を、説明をきちんと聞かなかったために、自分で失ってしまったことと同じだと考えています。

ここがデジタルの怖さです。データは消去されてしまうと、復元することができません。それだけでなく、その作業のために費やした時間も、自ら「無駄」にしてしまうことになるのです。それを防ぐためには、きちんと説明を聞く以外にはないと思っています。

説明されたことと、ほんの少しでも違ったことをすれば、説明通りにはいきません。説明通りにいかずに、混乱するのは自分自身なのです。それもデジタルの怖さです。アナログ的な作業であれば、ほんの少しの違いなら、やり直すことができます。やり直しができることが多くあると思っています。

やり直しができることは、一見、デジタルの方に優位性があるように思えてしまいます。確かに、そういう側面があることは、アナログと比較した時のデジタルの優位性です。しかしそれは、ある一定のレベルまで到達することによって、初めて可能になるデジタルのメリットだと考えています。

説明していることは、基本中の基本、基礎の基礎となる内容にとどめることにしています。それをきちんと聞きとり、自分で行動することができなければ、その先には進めないと考えています。

この点は、情報科な日々での子どもたちにとっての課題でもあります。コンピュータが上手に使えることは大切です。大切なことではありますが、それがすべてではありません。説明を聞いて、説明にしたがって、それを自分なりの行動にうつすことができるようになることも、情報科な日々が子どもたちに課している大きな課題なのです。

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