グローバルエクスカーションを食べ尽くす!

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2009年11月19日、5年生の家庭科とのコラボレーション。

今日のテーマは、グローバルエクスカーションを食べ尽くす、です。

家庭科と情報科のコラボレーションによる展覧会用の作品は、前回で完成。既に体育館の展覧会場に展示してあります。今週の火曜日に、必至になって、画鋲で留めました。A3用紙100枚以上を画鋲で留めるというのは、結構大変な作業。

5年生の情報科な日々の作品は、明後日、土曜日の発表会に備えています。これまで作品を作ることに終始してきたので、見るということまでなかなか手が行き届きませんでした。

そこで今日の家庭科とのコラボは、「食べ尽くす」ということで、情報科な日々で作成したムービーを見ることにしました。

子どもたちの思いのつまったムービー。それをクラスごとに1本にまとめてあります。

1人30秒のムービーを作成します。それをグループでつなげて、ムービーは完成です。グループで役割分担を決めて、友だちのムービーとどのように関連づけるかということも課題です。

ひとりひとり30秒のムービーは、個人の感性が凝縮されています。それをグループでつなげるためには、個人の感性だけでなく、グループとして友だちの感性も意識する必要が出てきます。

個人の作業の中で、グループということを意識しなければ、良い作品は出来上がらないのです。

コンピュータ室には、1人が1台、iMacを使える環境にあります。だから個人が勝負することはそれほど難しいことではありません。個人技をそれぞれが可能な限り、出せばいいことになります。

個人が力を出しても、良い作品にはならないところが、今回の作品のミソ。個人として出しゃばったり、その感性が同じグループの友だちの感性を潰してしまうようなものでは駄目なのです。グループとして一体感を持ちながら、個人の感性が表れる作品を求めています。

さまざまなものが違うのですから、個は埋没しません。個は生まれながらに備わっているのですから、誰かの真似をしたって、その中に個が必ず存在するのです。

子どもたちは、真似することをパクルといってバカにします。パクッたからといって、同じ人格、同じ感性など、まったく同じでない限り、同じ作品にはならないのです。真似ることで、多くの技術を習得することができるでしょう。真似ることなしに、多様な技術を身につけることはできないのです。

子どもたち同士は、真似る行為を通じて、相互理解を深めていきます。個々人の感性がぶつかり合うのではなく、融合することになるのです。

個としての感性の表出。
グループとしての感性の統一。

個とグループを往還する作業を通じて、自分の感性を磨き、グループの友だちと共に、自らの力で育っていくことができると考えています。個としての作品をグループとして束ね、それを観ることで問題を見つけ出し、自分たちで修正する方法を見つけ出すのです。一端できたら完成ではなく、そこからが始まりです。本来は、グループでまとめた作品を、十分に鑑賞し、統一感ある作品に修正していく時間が必要なのです。

完成した作品をさらにブラッシュアップする必要があるのです。

情報科な日々だけでは、時間的に限界があります。 発表会までに、もう情報科の時間はありません。子どもたち自身が、個とグループを行き来しながら、考える時間がないのです。

今回の家庭科とのコラボは、そのための時間とさせてもらいました。子どもたち自身が、どこまで往還することができたかはわかりませんが、そういう意味で「食べ尽くす」時間としました。

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