学校が博物館を活用するための最低条件

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博物館施行規則の変更で「博物館教育論」なる科目が生まれます。

公布は今年の4月。施行は2012年4月。

それに備えて、博物館教育論について、冬休みの時間を使って調べ物。

学校に勤めているのだから、博物館教育にも興味津々なのです。

博物館の教育。

個人として生涯学習施設・社会教育施設として利用する場合には良いですが、気になるのは学校としての利用。

教員として気になるのは、2つのこと。

1つは、トイレ。

もう1つは、お弁当を食べる場所。

学校で博物館を活用するとなると、1校時分では済みません。

最低、2校時は必要になります。

博物館が学校の隣、というなら別ですが、博物館までの往復を考えれば、どうしても2校時は必要になるでしょう。

2校時で済めば良い方でしょう。

歩いて見学する場合、しかもかなり近い距離に博物館がある時の話となります。

遠足や社会科見学などで活用するとなれば、1日の行程で博物館を訪問することになります。

そうなれば、お弁当を持って、バスに乗って移動ということになります。

教員として気になるのは、お弁当を食べる場所。

大人なら良いのですが、子どもとなるとバスの中でお弁当というわけにもいきません。

お弁当を食べたあと、少し時間を空けないと車に弱い子どもには、楽しいはずの校外学習が厳しい体験となってしまいます。

晴れていればなんの問題もありません。

しかし、お天気が常に晴れるとは限りません。

そこで気になるのはお弁当を食べる場所。

雨が降ってもお弁当を食べる場所があるかどうか。

校外学習に出かける際に、これはかなり気になる条件です。

真夏に炎天下でお弁当を食べさせるわけにはいきません。

真冬に寒風吹きすさぶ中、お弁当を食べさせるわけにもいきません。

そうなると、ある程度、室温調整が望める場所を校外学習の場所として、お弁当を食べる場所に選ぶことになります。

1人や2人であれば問題はないでしょう。学年単位では100名以上、クラス単位でも30から40名の人数。

この人数が、お弁当を食べるとなれば、かなりの空間が必要になります。

静かにお弁当を食べてくれれば問題はありません。

小学生では、上手に食べるといっても限界があります。

低学年では、こぼすな、と厳命してもそれすら困難な場合もあります。

ゴミは片付ける、もなかなか難しい。

そうなると、お弁当を食べる場所は、間違いなく、汚れるのです。

どんなに注意しても、小学生では限界があります。

室内で、黙ってお弁当を食べる子ども。
無言で、黙々とお弁当を食べ続ける子どもたち。

そんな姿は想像してはいけません。大人だって集団になれば、そんな姿は期待すらできません。

当然、話し声が響きます。

子どもの声は、高音ですから部屋一杯に響き渡ります。

それが数十人となれば、どういうことになるか想像に難くないはずです。

夏でなくても、水分補給は欠かせません。

冬だって、油断すれば、脱水症状に陥らないとは限りません。

水分を補給すれば、その見返りにトイレが不可欠となります。

トイレがない博物館なんてありません。

どの博物館に訪れても、トイレはあります。

問題は、トイレを使う人数。

学年単位であれば、100人近い子どもがトイレを使います。

学級単位でも、30〜40人がトイレを使うことになります。

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