力点は著作権という考え方

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2010年2月2日、4年生の情報科な日々。

都道府県学習と連携した「私は誰でしょう」を進めます。説明は最小限に留めました。

細かな説明は、もう十分です。これから先は、子どもたちの活動する時間をできるだけ確保したいと考えています。

作業の進め方は、もう十分に説明しはずです。

インターネットで調べて、Keynoteに「私は誰でしょう」をまとめていく作業です。
正解が、都道府県名になるようにヒントの部分に、名産品や特産品、伝統工芸品、観光地などを取り上げてもらいます。
山地・山脈、湖沼、半島、平野などの地理的な情報も、当然ヒントとなるでしょう。

活動は、グループで行います。
個々人の調べ学習が、グループとして合体することが大切です。
4人で作ったグループで、47都道府県の「私は誰でしょう」の完成を目指します。

ここまでは、これまで繰り返ししてきた説明。
手短に、パパッと済ませました。

今日の説明で力点を置いたのは著作権の問題。

インターネット上の情報をコピーすることを取り上げて、簡単に著作権の話をしました。
インターネットで情報収集すると、どうしても著作権の問題に触れざるを得ません。
著作権も問題を扱うのに、インターネットは恰好の素材と言うこともできるかもしれません。

インターネットのブラウザで表示されている情報は、必ず、コンピュータに一時保存されて見ています。
ブラウザによる一保存ではなく、それを別のファイルとしてまとめていくには、著作権の問題は不可欠です。

著作権法という法律で禁じられているから、著作権を大切にするのでしょうか?

情報科な日々ではそのような考え方はしません。
お互いがお互いを認めて、きちんとした人間関係を作るために必要だという考え方をとります。

もし、自分が作ったものを誰かが黙って、あたかも自分で作ったかのように振る舞ったら、誰だって良い気分はしません。
人のものを盗んだことと同じになります。

デジタル情報は複製が簡単。
だから自由に複製を作って良いということにはならないのです。

作った人の気持ちを大切にして、誰が作ってどこに掲載したかを、きちんと明記してあげることが引用する人の責任です。
そういう基本的なところを守らない人が多くいるので、著作権を守るために、著作権法という法律で罰ができているのです。

みんながきちんと他の人のことを考えて、自分だけではない他の人の権利も大切にすれば、著作権法という法律で罰則規定が作られるということなどないのです。
みんなが自分の権利ばかり主張して、他の人の権利を守ろうとしないから、著作権という考えやそれを侵した時の罰則規定が作られてしまったのです。

つまり、自分のことしか考えない身勝手な行動をする人が多くいるので、それで困っている人を守るための法律が、著作権法ということになるのです。

自分さえよければいい。

そういう考え方がはびこることでできあがった法律といっても良いかもしれません。
自分だけが良ければそれで良いという発想だけでは、社会では生きていけません。
お互いの権利を尊重し合って、初めて社会というのは成り立つのです。

その例として、インターネットと著作権という話をしました。
法律があって、守らないと罰があるから守るのではありません。
みんなが幸せに暮らすために、著作権を守るのです。

そういう発想を持たないと、権利を守るためにできた方というのは理解できないと考えています。
知的所有権も同じ発想で良いと思っています。
難しいことはありません。

子どもたちにわかりやすく説明しようと考えているわけでもありません。
法や規則は、自分を守ってくれるためにあるという発想が根本にあるためです。

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